2022年度事業の成果

 丸3年になるコロナ禍の中、 感染状況の推移をにらみながらの事業活動になりました。理事会は感染対策を取りながら、Webと対面の混合の会議で毎月実施しました。

 熊本県のマンション火災保険料の引き上げ率は、令和4年10月1日から(14.3%)になり、令和3年1月 (57.6%)に続くものです。更新時の保険料は成績計算期間の事故率で増減するため、 保険金請求は管理会社に任せにせず管理組合自身で判断・管理することが必須となりました。

 セミナー事業は9月の「2022 年火災保険見直しのラストチャンス!」 を初回として6回のセミナーを行いました。又、新企画として、居住者が直接参加して学ぶ、 自分で出来る修理・清掃の体験型セミナー「お父さん出番ですよ」を開催しました。 講師はそれぞれのプロにお願いし大変好評でしたので、今後も継続したいと考えております。

 相談事業は、 修繕工事費についての相談を多数受けました。経費の透明性と合理性の確保からも数社からの見積もりを勧め、結果2割~4割の経費削減につながることも多く、「相見積もり」の大切さを痛感しました。

 高齢化や役員の成り手不足から、「第三者管理」の相談も受けました。従来は、理事会を維持したまま、 理事長職などを外部専門家に委託する管理方式でしたが、 最近、理事会を廃止した管理者管理方式を大手管理会社の一部が推進しています。 理事会があれば監査機能 企画機能は担保されますが、 廃止されれば、 管理会社の利益優先になるのは避けられません。双方代理、利益相反ともなり、理事会廃止の第三者管理方式は適切でないと考えます。 


2022年度事業実績

相談・支援事業

相談件数 155

来所や電話  136件(25組合他)

支援で訪問   19件(11管理組合)

内訳

        法律関係 13

管理規約

7

共有部分

0

費用負担

0

その他

6

         管理関係 59

総会

2

理事会

17

管理業務委託

22

駐車場

9

駐輪場

2

ペット

1

その他

6

         修繕関係 62

改修工事

16

 

 

設計監理

2

給排水管

13

長期修繕計画

3

業者紹介

11

水漏れ

3

劣化診断

4

宅配ボックス

0

インターホン

2

その他

8

         その他 23

保険

17

新型コロナ感染

6