活動実績

2023年度事業の成果

　2023年度本法人の5つの事業についてのそれぞれの成果は以下のとおりでした。

（a）相談事業：管理計画認定制度については、認定基準の中で「長期修繕計画作成及び見直し等」の基準6つが課題でした。築浅は別として、築30年を超えると認定へのハードルが年々高くなります。また、昨今の人件費・資材費の上昇を背景に管理会社からの管理費値上げを突きつけられ、対応策の問合せも増えました。

（b）情報提供事業：マンション地震対応箱MEASの販売・開発拠点（マンション地震対応支援協会）を東京に設立しました。リニューアルMEASは、「グッドデザインベスト100」「グッド・フォーカス賞＜防災・復興＞」を受賞し、評価されました。

（c）セミナー事業：3年続いたコロナは、2023年5月8日からの5類感染症移行を踏まえ、今期はセミナー8回、管理組合交流会3回、女性会（肥後六花の会）3回開催しコロナ禍の前の水準に戻りました。交流会と新しく始めた女性会は、参加者間で相互の情報交換、親睦が図られ大変好評でした。今後も継続したいと思います。

（d）大規模修繕工事支援事業：　多数の相談受け、工事支援１件、一日簡易診断（古賀先生）1件の実績でした。

（d）調査・研究事業：行政や各種団体・機関・マスコミと連携し、会員マンションの居住者一人ひとりが管理組合運営に積極的に関わるキッカケとなるように、情報の共有化・意見交換会を実施しました。