■「防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)2023」
「次の 100 年への備え~過去に学び、次世代へつなぐ~」
期日:令和5年9月 17 日(日)・18 日(月・祝)
場所:横浜国立大学(横浜市保土ケ谷区常盤台 79-1)
主催:防災推進国民大会 2023 実行委員会(内閣府、防災推進協議会、防災推進国民会議)
昨年の参加者12,000人、Web11,000回規模のイベントです。
9月18日のセッションに【マンション地震対応支援協会】として出展した「これだけはやっておきたい〜マンション管理組合に必要な大規模震災への対応と進め方〜」の中でマンション地震対応箱MEASの作成経緯や中身について説明しました。
前半「マンション管理組合に必要な大規模震災への対応と進め方」
(1)「熊本地震から生まれた管理組合の『道しるべ』 地震対応箱「MEAS」会長代理で高濱、
(2)「被災経験を指示書としてまとめたアクションカード『MEAS』の特長」」稲田が発表。
(3)「マンションの復旧工事はなぜ間違えてしまうのか?〜大規模修繕との違い〜」元福岡大学教授古賀先生
後半「MEASを管理組合でどのように活用していくのか?MEASの活用事例」
(1)「首都圏のマンションの取り組みと活用の実際」奥田建蔵氏、
(2)「防災リーダーがMEASに期待することは?〜MEASの特長をふまえた管理組合の活用方法の提案〜」濱田晴子氏、久保井千勢氏、
(3)「マンション地震対応支援協会が行う管理組合に必要なサポート体制と支援ネットワークの構築」奥田 建蔵氏
このセッションには会場とWebで約100名の参加があり関心の高さを感じました。
来年の「ぼうさい国体2024」は、10月19日・20日に熊本で開催されます。
■防災ラウンジ スペシャル エディション
日時:2023年8月6日(日)14:00~16:30
場所:ホテルかずさや
東京都中央区日本橋本町4-7-15
Zoomとのハイブリッド開催
対象:防災リーダー
趣旨:今年は関東大震災から100年を迎える。首都圏では今後30年間にマグニチュード7クラスの地震が起こる確率は70%と想定され、その対策は急務である。そこで、1995年の阪神・淡路大震災、東日本大震災、そして熊本地震によるマンションの被害を知り、その教訓を首都圏でも生かす必要があると考える。本企画では、これら大地震を経験した方々を登壇者に迎え、今後、首都圏でのマンションの地震対策を参加者で考えていくことを目的に開催する。
熊管連はZoomで参加し、特にMEAS活用の重要性を発表しました。
■第1回自主管理組合交流会
日時:2023年7月15日(土)10:00~12:00
場所:熊本市中央公民館5階会議室
参加:11管理組合、17名
自主管理組合マンションを対象とした初めての勉強会を開催しました。
それぞれの管理組合の苦悩や取り組みなど活発な意見が飛び交いました。
・理事長の使い込みが随分経って発覚した。
・高齢組合員が介護施設へ入居し、駐車場の空きスペースが増加してきている。
・理事長に認知障害が出て、理事長の年齢制限のルール化検討している。
・ソーラーを設置してそれなりの収益があった。
・役員交代を1年から2年にした。
今年度3回開催予定で次回は10月21日
■建物診断
2023年6月16日コアマンションリヴィエール子飼からの要請で古賀技術顧問(元福岡大学建築学科教授)による建物診断を行いました。役員の皆さんも参加され熱心に建物の屋上まで点検しました。古賀技術顧問からは、詳しい報告書が後日送付されましたが、報告書の一部は以下のとおりです。
「屋上防水の勾配部分に劣化は見られず、外壁部分も1箇所を除き劣化は見られないことから当面大規模改修を行う必要は無いと考えます。
ただし、下記の部分補修を行うことと、住民自ら関心を持ち、建物の異常を発見するとともに、健康診断と同様に、建物も定期的検査を行い、問題が発生している箇所の修繕を適宜行うことで、今後10年程度は大規模改修の必要は無いと考えます。
対策が必要な優先順位が高いのは、屋上ドレンの改修、屋上防火水槽ボルトのさび止め塗装、屋上ガラス庇ガスケットの埋め戻し、屋上給水管保護管の隙間塞ぎ、自走式駐車場ひび割れ部の防水です。」
■マンション防災オンラインセミナー
5月30日(火)19:00~21:00
主催:NPO法人 かながわ311ネット
講座5回の内第3回目が熊本地震を中心とした内容であり、熊管連からは堀会長以下3名が発表した。
オンラインセミナーなので、熊本からはwebで発表。受講者は防災専門の方もおられ質問も専門的な内容が多かった。
参加者は35名程度
■第35回定期総会
<全体スケジュール>
開催日時: 2023年5月13日(土)
13:30~14:15 受付
14:15~15:15 総会
15:30~16:30 特別講演
17:30~19:30 懇親会
会場:(1)熊本市国際交流会館 (2)熊本城彩館 ぎんなん
<総会>
時間:14時15分~15時15分
総社員数 87名、出席した社員数 62名(うち委任状17名、議決権行使書31名)
提出した役員改選を含む議案全て満場一致で可決
<講演会>
時間:15時30分~16時30分
講師:熊本県警熊本中央署生活防犯課
警部 中野隆一氏
<懇親会>
時間:17時30分より
開催場所: 熊本城彩館 ぎんなん
■第6回マンション管理講座
日時:令和5年3月4日(土) 13:30~16:30
会場:中央公民館6階大会議室(中央区草葉町5-1)
テーマ: 「インターホン更新」
講師:・パナソニック(株)谷口 祐二 氏
・アイホン(株)九州支店 待井 壱成 氏
インターホンの更新は15年との説明で、近々更新の時期が来そうなマンションは費用について関心が高く質問が多かった。
現状のインターホンに対して不便な点も参加者から意見がでた。広角レンズが採用されたり、コンシェルジェ機能がついた新製品の紹介があった。両社とも見本機を持参して説明し、参加者は実際に触れて機能を確かめていた。
■第5回マンション管理講座
日時:令和5年2月18日(土) 13:30~16:30
会場:中央公民館7階 ホール (中央区草葉町5-1)
テーマ: 「マンションの給排水管改修工法とそのポイント」
講師:(株)長谷工リフォーム 森 大和 氏
築30年以上のマンションを対象に募集して27管理組合、35名の参加がありました。給排水管の更新と更生について全般的な講演でした。質疑応答の時間を一時間設けました。避けては通れない給排水管改修についてでしたので、改修工事の技術的な問題への質問も活発にありましたが、専有部分との兼ね合い、資金の問題、合意形成の問題まで実際の工事に伴う意見もみられました。
会員専用ページでセミナーの全ての動画と資料を公開しております。
■認定NPO法人 かながわ311ネットワーク主催セミナー
共催:熊管連、MEAS推進協議会 協力:JT神奈川支社
日 時:2月4日 10:00~17:00
場 所:日本丸メモリアルパーク 会議室(横浜市西区みなとみらい)
テーマ:「マンション管理組合に必要な 大規模震災への対応と進め方 〜熊本地震の被災経験者と建築の専門家から学ぶ〜」
対 象:100戸以上のマンション管理組合
参 加:30管理組合 65名
首都圏に大規模震災が起きた時にマンションで必要な対応を学ぶ事を目的に横浜市のマンション管理組合を対象に各組合2名以上として企画されました。参加者は防災意識の高い管理組合が多かった事もあり、熊本地震の経験の受講やワークショップに真剣に取り組んでおられた。
首都圏でのリアルの講演は熊管連としては初めてでした。発表内容は次のとおり
堀会長「熊本地震から生まれた『地震対応箱MEAS』の紹介」
稲田副会長「マンションの被害と大規模半壊の事例」
高濱監事「一部損壊のマンションで復旧資金をどのように対応したか」
写真は左上から、かながわ311ネットワーク代表理事伊藤朋子氏
熊管連堀会長、稲田副会長、高濱監事、元福岡大学教授古賀一八氏、(株)イオタ三平洵氏、かながわ311ネットワーク奥田建蔵氏・後藤誠仁氏・坂井浩志氏、ワークショップ風景、帆船日本丸
■令和4年度東京都中央区マンション防災講習会で講演
日時・場所:1月19日18:30~20:30月島区民センター
1月23日18:30~20:30中央区役所会議室
1月27日18:30~20:30日本橋公会堂
昨年の震災の「対策」に続き、今年は「復旧を学ぶ」をテーマに開催された東京都中央区役所主催のセミナーに、オンラインで参加しました。
「熊本よりオンライン中継にて『復旧対策と被災地体験』聞いてみよう!」で被災時や復旧の写真を使って約30分程度稲田副会長が報告し、堀会長が震災の備えとしての保険などについて話しました。
本協会顧問の古賀一八先生も会場で「被災マンション診断・応急復旧工事」について講演しました。
会場からは復旧工事に必要な合意形成について質問があり、日頃からのコミュニケーションづくりが合意形成をスムーズに進める要点であると回答しました。
■第4回マンション管理講座
日時:令和5年1月21日(土) 13:30~16:00
会場:中央公民館7階 ホール (中央区草葉町5-1)
第1部 「補助金活用による窓、ドア改修」
講師:YKKap(株)百武寛子、溝部純一氏
第2部「リフォームとアスベスト問題について」
講師:大東商事(株)大庭剛士、荒木隆広氏
<第1部>では次の内容を講義していただきました。
①開口断熱で「健康&快適」& お手入れのコツお教えします
②補助金活用による窓、ドア改修をご提案
③熊管連役員のエコ内窓プラマードUを設置した事例
<第2部>は、令和5年10月からマンションのリフォーム程度の工事でもアスベストの検査が義務付けられる事について説明があり、具体的にどのような所に使われているのか説明があった。
動画は(1)YKKapは「開口断熱で『健康&快適』& お手入れのコツお教えします」(2)大東商事はアスベスト検査の概要です。
会員専用ページでセミナーの全ての動画と資料を公開しております。
■第3回マンション管理講座
日時:2022年12月11日(日) 午後1時15分〜午後4時30分
会場:県民交流会館パレア第一会議室
第一部 「防火管理の重要性と防火管理制度」
熊本市中央消防署 中田 浩一氏
第二部 「マンション火災保険金の支払いはどうなる?」
日新火災海上保険熊本支店 板垣 光悦氏
熊徳保険事務所 徳永 智大氏
第三部 「泥棒や火災から自分や家族を守る
元福岡大学工学部教授 古賀 一八氏
(1)最近の火災の原因で電気機器がトップになっている。防火管理制度の基礎についての講習
(2)マンション火災保険で建物と家財の仕訳について具体的な説明
(3) a.泥棒や放火魔から自分や家族を守る。
b.非常時の対応 火災の対策
参加者38名
■「防災のしおり」配布
建物に大きな損傷がない場合、マンションにとどまり安全を確保する「在宅避難」のマニュアル小冊子「防災のしおり」をNPO法人福岡マンション管理連合会が作成しましたが、全国版としてNPO法人全国マンション管理組合連合会が印刷しました。災害時にマンション住民が3日間生き延びる知恵のマニュアルです。熊管連としては、会員マンションの全住民に1月配布することとした。
■第2回マンション管理講座
日時:2022年10月30日(日)13:30~16:00
場所:熊本市中央公民館
内容:お父さん出番ですよシリーズ(1)
~自分で出来る修理及び清掃のポイント~
今回初めてマンション居住者を対象としたセミナーで、チラシを会員マンションの郵便受けに投函して参加者を募り、27名の参加があった。サンエス設備機器(株)堂原氏090-9494-4401のコーディネートでそれぞれのプロが素人で出来る修理、清掃について実演指導した。
1.蛇口の水漏れ修理
(株)総合設備アースホーム 0964-53-9462
2.便器の詰まり解消の仕方
熊翔(クマショウ)排水設備 090-2855-3195
3.トイレ・窓ガラス・蛇口 の掃除の仕方
CLEAN LIGHT(クリーンライト)大石 080-5606-1710
4.網戸の張替え
岡部製畳(有) 090-8915-8600
㈾串部硝子店 080-9100-7578
素人で難しそうな事案は、それぞれにご相談ください。
当日の資料は会員専用ページに収納しています。
■第1回マンション管理講座
日時:2022年9月4日(日)
*午前の部10:30~12:00
*午後の部13:00~15:00
場所:市民会館 (シアーズホーム夢ホール ) 第9会議室
内容 「2022年火災保険見直しのラストチャンス!」
~どうすることがベストか対応策を検討しましょう~
講師:長野総合保険事務所 長野啓二 様
参加者合計28名。大幅に値上がりするマンション保険に対して算定期間の運用次第で次期保険料が大きく変わります。個人の保険の10年がなくなり、今後5年となります。個人賠償保険とマンション保険の使い分けなどについても講義の途中からも活発な質問がありました。
参加者から「成績計算期間を理事会で確認し、事故率を管理することが理事長の責任と認識しました。」「管理会社に任せっぱなしではなく、自分たちで情報収集することの大切さが身に沁みました。」の声がありました。
フルバージョン動画(1時間30分)と資料は、会員専用ページに置いております。
■2022年度総会
感染防止対策のため、今年度の総会も主に議決権方式として下記により開催しました。決算書と年次報告は、このホームページ「活動実績」→「決算&年次報告」に公開しており、議案書は「会員専用ページ」に掲載しました。議事録は、事務所に保管しています。
日時:2022年5月25日(木)11時
場所:熊管連事務所
出席者
会長 堀邦夫、理事 渕田敏夫、監事 高濱義夫
議事録署名:エトワール九品寺管理組合理事長片岡様
クレヴィータ上通り管理組合林田様
■江戸川区内マンション協議会主催大規模地震対応セミナー
「熊本地震で管理組合はどう対応したか」~被災地のノウハウに学び。起きた時に備えるには~という内容でセミナーが開かれ熊管連から講演しました。
日時:令和4年4月24日(日)14:00~15:30
会場:コンドミニアム葛西 リアル+オンライン
参加:江戸川区内マンション協議会(管理組合理事、防災推進メンバー、自治会メンバー)、江戸川区危機管理部、マンション管理士会、江東5区など区外防災リーダー、かながわ311ネットなど 約40名
(参加者の声から)
・大きな地震が起きた際の大まかなイメージができた。(発生時、初動、避難生活、復旧など)罹災証明、初めて聞いて、個人ではなくマンションで動く事など勉強になりました。他、いろいろと大変勉強になりました。
・対応方法が時系列になっていた点、資金面での重要な点が参考になった。
・住民への情報発信の大切さ。日頃のコミュニティーを維持していくことの大切さ。
■グランソシエ国立ウェストウィング 地震発災時対応訓練へのWEB参加(web)
東京都国立市のマンションで熊管連が作成した地震対応箱MEASを用いた防災訓練が初めて行われました。反省会に熊管連からコメンテーターとして参加しました。
日時:令和4年3月27日(日)8:45~12:00
名称:「無事ですマグネット」&「MEASを活用した初動訓練」
目的:マンションにいる住民がMEASを活用し必要な対応が取れる
事を実現し、防災力向上を図ることを目的とした訓練
場所:グランソシエ国立ウェストウィング
参加者:管理組合役員、自主防災組織、住民ボランティア
取材:NHK 4月15日放送
■世田谷区マンション交流会セミナー 講演(web)
東京都世田谷区と管内マンション交流会のセミナーに熊本地震の知見を発表することとなり、WEBにて熊管連から奥田理事が一部損壊マンションの復旧事例を発表し、高濱監事が震災5年管理組合の軌跡のアンケート結果を発表しました。東京会場では、古賀先生、江戸川区奥田健蔵氏がそれぞれ発表しました。コロナの関係で会場20名、WEB40名の参加でした。
日時:令和4年3月26日(土)14:00~16:00
タイトル:令和3年度第7回世田谷区マンション交流会セミナー
実際の経験に学ぶー熊本地震で管理組合はどう対応したかー
会場:キャロットタワー生活工房セミナールーム
開催型式:会場とZoomによる併用
参加者:東京都世田谷区内のマンション交流会メンバー
内容:
第1部 熊本地震 一部損壊マンションの取り組み事例
熊本県マンション管理組合連合会 理事 奥田俊夫
第2部 専門家からの発言
元福岡大学工学部教授 古賀一八氏
熊本県マンション管理組合連合会 監事 高濱義夫
江戸川区内マンション協議会副会長 奥田建蔵氏
■たかなわ防災コミュニティ向上プロジェクト 講演(web)
東京都港区高輪地区総合支所と管内マンション交流会の防災教育にマンション特有の問題について熊本地震での知見を共有するために下記の研修会が行われ講演しました。
日時:令和4年3月16日(水)18:00~19:30
タイトル:熊本地震で管理組合はどう対応したか
方法:ZoomによるWeb講演会
参加者:東京都港区高輪地区内のマンション交流会の防災担当11名
内容:
コメンテーター 江戸川区内マンション協議会 奥田建蔵
挨拶 「分譲マンション震災対応のポイント」
熊本県マンション管理組合連合会 会長 堀 邦夫
講演 「熊本地震で管理組合はどう対応したか」マンション管理組合での体験談
熊本県マンション管理組合連合会 ビブレ本山管理組合 稲田 雅嘉
■管理講座
令和3年12月18日(土)17:30~19:30
場所:パレア9階 第1会議室
第一部「管理計画認定制度の概要と今後の見通しについて」
来年4月から地方自体がマンション管理状況をチェックする新制度
講師:熊本市都市建設局マンション支援班
第二部「理事になったら、監事になったら押さえておくポイント」
善管注意義務について
講師:森徳和弁護士
第1部は、来年4月施行管理計画認定制度についての説明があり、マンションの適正管理に国が本腰を入れて動き始めた事を窺わせる内容であった。第2部は、森弁護士の分かりやすい講義で質疑応答も活発であった。
講義と質疑応答の全収録ビデオと資料は会員専用ページに収納
セミナー中の質疑に対してマンション支援班から回答がありました。
質問:「管理計画の認定を取得した管理組合の長期修繕計画等を参考にしたいので、支援システム等で閲覧できないか」
回答:「本市から国土交通省担当者に問い合わせたところ『各申請の関係者(認定者等)以外は閲覧できない予定です。』と回答がありました。」
■東京のマンション防災教育にZoom参加
2021年12月18日東京都国立市にある「グランソシエ国立 ウエストウイング」の防災教育として「地震対応箱MEASプログラム初動対応 検討会」が行われ、熊管連が被災経験からの意見を述べた。
江戸川区マンション協議会の奥田健蔵さん、株式会社イオタが進める研修会で、MEASのコンセプトである大規模震災時に、“マンションにいる住民で動ける“仕組みを実現するを知ってもらい、震災があったときに効果的に役立てようというものである。
■管理講座
令和3年11月28日(日)13:00~17:00
場所:パレア9階 第1会議室
1年半ぶりの対面セミナーで参加者36名。
第一部「集合住宅における高齢者をめぐる問題」13:15~14:30
講師:熊本市高齢福祉課 技術参事 島田 那美氏
第二部「コスト縮減につながる維持管理」14:40~16:40
講師:古賀 一八氏(熊管連技術顧問。福岡大学工学部建築学科元教授)
今回初めてマンションにおける高齢者問題を取り上げて、市役所の出前講座にお願いしたセミナーであったが、会員からの反響は大きかった。セミナーでは「ささえりあ」の活用を知った。
マンションの維持管理として無駄なお金を浪費しないようにするためにはどのような点に注意すべきかの教授があった。12年に一度の大規模修繕にこだわることはなく、弱いところのメンテナンスをこまめに見ていくことで修繕を引き延ばし財務力を強化することを勉強した。
セミナーを丸ごと収録した動画と当日配布の資料は、会員専用ページに収納。
■鹿児島県マンション管理組合とタイル剥離の情報交換
11月27日マンション外壁のタイル剥落問題で熊管連のマンションと同じ問題を抱える鹿児島県マンション管理組合が来熊。現場を見学し、熊管連のセミナー講演で来熊中の古賀先生からタイル剥離の現状や仕組みついて勉強し、タイル剥離で既に調査が終わった熊本のマンション管理組合理事長とも意見交換した。
■管理講座「あなたのマンションは大丈夫?外壁タイルの落下」
2021年11月27日18時30分から熊本市民会会議室にて開催された。講師は、古賀 一八氏(熊管連技術顧問。福岡大学工学部建築学科元教授)、22名の参加。
外壁タイルの落下は、人や物に被害があることが多く危険であり、管理組合としても対策が急がれるのであるが、タイル浮きの調査や補修は金額が大きく管理組合にとっては大きな負担である。
外壁タイルの落下の原因を建築的に詳しく説明し、最近の判決の傾向にも言及した内容であった。施工不良であった場合は、施工会社との折衝を伴う重たい事案となる。講義録画は会員専用ページ
■大規模修繕支援
2021年11月21日エイルマンション新屋敷レガリアの大規模修繕工事の支援活動で今回はシーリングひも状接着試験に立ち合った。
シーリングが適正に打ち替えられているか任意の8箇所の検査を行った。管理組合修繕委員5名に熊管連も同行した。検査の目的は使用材料と施工方法の確認である。
工事の節目で管理組合が検査等に立ち合うことによって、任せっぱなしにしない適正な工事が進められる。
検査の動画をこのホームページ「情報」「大規模修繕」で公開
■大規模修繕勉強会
2021年11月14日熊本市中央公民館大ホールにおいて、大規模修繕が具体化している6管理組合から15名の修繕委員会メンバーが参加して勉強会を行った。
講師は、現場代理人経験の当会技術顧問と萩原理事があたり、大規模修繕は、施工会社や設計に任せっきりではいい修繕はできない、どのように工事に関わったらよいか、具体的な方法や考え方を勉強した。
受講者からも積極的な質問があった。
■マンション管理規約整備支援
会員のガーデンコーポ水前寺は、
熊管連では、
今回は、マンション管理士の資格を持つ渕田理事が担当しており、
この事業は、
■震災5年のアンケート調査実施と報告
熊本地震2016年から5年を迎えるに当たり、熊管連では会員マンションの復旧の状況について、現状を整理し課題を確認することが今後のマンション管理組合の支援活動に必要と考え、令和3年(2021年)3月18日、熊管連の正会員78会員を対象としてアンケートを実施した。53会員から回答が寄せられた。
①復旧工事の現状 ②復旧工事を裏付ける資金の問題を管理組合はどう解決したか ③被災の状況と支援を受けるための罹災証明書や資金の裏付けとして地震保険の判定について管理組合はどう働いて、復旧に繋げたのか ということについて調査した。
震災5年で復旧工事は完全には終わっていない。復旧工事資金のために管理組合が苦労した事を窺わせる内容となった。
築年数と被害の程度についても比較した。
■江戸川区内マンション協議会 防災セミナー第3回(web)
江戸川区内マンション協議会防災セミナー第1・第2回を踏まえて、熊管連及び専門家を交えた意見交換会が開催された。
テーマ:「熊本地震で管理組合はどう対応したか」〜被災地熊本からマンション防災の知恵を江戸川区へ〜
日時:2021年 2月28日(日)14:00-16:00
■江戸川区内マンション協議会 防災セミナー第2回(web)
江戸川区内マンション協議会防災セミナー第1回に続き、今回は、一部損壊マンションの復旧までの報告を当連合会の奥田理事が自身のマンションの例で詳細な報告をした。堀会長からは、マンションの組合員の合意形成が大事だが、そのためには資金の裏付けやネットワークによる情報が欠かせないと強調した。
今回は、熊本市震災住宅支援課から2名参加し、江戸川区も危機管理課が参加した。全管連川上顧問、古賀福岡大学工学部元教授からもコメントがあった。
テーマ:「熊本地震で管理組合はどう対応したか」〜被災地熊本からマンション防災の知恵を江戸川区へ〜
日時:2021年 2月28日(日)14:00-16:00
対 象: 江戸川区内マンション協議会会員、マンション防災調査参加管理組合、調査関係先、防災関係者様など
熊本日日新聞もセミナーを取材し、3月4日の朝刊に記事が掲載された。
■江戸川区内マンション協議会 防災セミナー第1回(web)
江戸川区内マンション協議会 防災セミナーに当連合会が全面協力して第1回目が開催された。
「大規模震災が起きた時、マンション内が混乱する中、管理組合はどのような対応を行えばよいのでしょうか。普段、東京で暮らしていると、本当に被災した時どうしたらよいのか、わからないことはたくさんあります。今回は、熊本地震で被災し、直後から復旧まで対応された管理組合のみなさんの体験談をうかがうことで、被災に備えて本当に必要なことは一体何か、大規模地震が発生するリスクに備えて私たちが今何をすべきか、そのヒントを学びたいと思います。」という趣旨で次のとおりセミナーが開催された。2回シリーズで今回第1回目は地震直後の管理組合の動きについてがテーマであった。
テーマ:「熊本地震で管理組合はどう対応したか」〜被災地熊本からマンション防災の知恵を江戸川区へ〜
日時:2021年 1月24日(日)14:00-15:30
対 象: 江戸川区内マンション協議会会員、マンション防災調査参加管理組合、調査関係先、防災関係者様など
当連合会からは、稲田副会長が自身のマンション被災から復旧までを詳しくレポートした。他のマンションの直後の写真やマンション地震対応箱MEASのビデオも放映した。Zoomを使ったセミナーで参加者は約40名
■Webセミナー
会員向けのセミナーがコロナ禍のために集合研修での開催が出来ません。マンション保険の値上げとその対策は緊急でしたし、会員に広く知ってもらうためにYouTubeでセミナーを配信しました。
■相談会
日時:2020年10月 場所:熊管連事務所
コロナ禍で当連合会の集合セミナーが開催できずにいるが、マンションの保険については喫緊の問題なので、会員のマンション管理組合数人と保険代理店との少人数による相談会を熊管連事務所にて実施している。
2021年1月にマンション総合保険料の改定が予定されており、地震のあった熊本では改訂の幅が他県に較べて著しく高い。
築10年以上のマンションであれば、マンション保険料は30%値上がりする。損害保険大手4社の火災保険料が2021年1月上がることとなる。保険料率を決める目安となる「参考純率」が2年連続で上がる。目安の引き上げ幅は平均5.1%で、これをもとに各社が保険料率を設定する。2018年度に起きた台風21号や西日本豪雨などの自然災害で生じた巨額の保険金支払いを反映している。マンション規模、築年数によっては、数百万円の保険料値上げが想定される。
また、事故率の計算対象期間という仕組みが導入されるので、保険給付申請も今までと異なる事などを勉強している。10月の17日、24日、11月7日いずれも土曜日に時間をずらして3管理組合づつ合計25管理組合が参加した。
■大規模修繕支援
日時:2020年5月30日(土)10:00 場所:熊本市中央公民館
会員のエイルマンション新屋敷レガリアは2005年5月建築で築15年で初めての大規模修繕に取り組むこととなった。設計は産絋設計が指名されて初めての設計からの説明となった。当マンション管理組合の役員は大規模修繕に不慣れなため本連合会に支援要請があったので、連合会から役員が説明会に立ち合うこととした。また、近々大規模修繕を控えている他のマンション管理組合に呼び掛けたところ、2つの管理組合も参加することとなった。エイルマンション新屋敷レガリア管理組合理事長以下3名、他の管理組合2名、当連合会役員5名が参加しての説明会となったが、コロナ感染拡大防止のソーシャルディスタンスを確保するため熊本市中央公民館会議室にて行った。
大規模修繕は大きな金額となるので関係者間でトラブルが発生しやすい。今後も要請があれば、設計段階から管理組合への支援を行って行きたい。
■外壁タイル剥落修繕支援
2016年の熊本地震により近隣のマンションに較べて外壁タイル剥落の被害が大きかったプレミスト白川公園から支援依頼があった。
調査手順、調査費用負担などについて分譲会社や施工会社との交渉を支援した。管理組合と分譲会社・施工会社との話し合いには専門家として福岡大学元教授古賀一八氏にも同席して頂き、専門的で客観的なアドバイスを得ることが出来た。結果、分譲会社・施工会社が外壁タイルの調査費について負担することとなった。
調査が具体的に動き始め、プレミスト白川公園管理組合と当連合会はコンサルタント契約を結び、今後の工事等について関与することとなった。
■屋外分電盤更生工事支援
某マンションから敷地内の屋外分電盤更生工事の見積もりを取ったが、妥当かどうか、また、更生工事が必要となるまで放置していた管理会社に損害賠償が請求できないかとの相談があり、2020年5月5日熊管連役員が現場を視察した。事の発端は、管理会社が変わり引継ぎ時点で、分電盤ボックスがぐらぐらしていて前の管理会社が全く点検・補修していなかった事が発覚したことであった。現場を視察した結果、防水仕様ではない屋内用の分電盤ボックスが屋外に設置されており、下面の腐食が進行していた。盤内の端子接続部分はカビと腐食で配線用遮断器の劣化が進行中と思われた。見積もりは、管理会社が見積もりを取ったが、730万円と1,100万円であった。熊管連が仕様書と図面を提示し4社に再度見積もり依頼をした。①833万円、②814万円、③440万円、④396万円の見積もりがあり、最安値の396万円での発注が8月の総会で決まった。
熊管連としては専門的な知識を必要とし、数か月を要する依頼事項であったのでコンサルタント契約を結び、見積もりから工事完了まで支援した。熊管連が関与し、400万円弱の工事で300万~700万円セーブ出来たことになった。
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熊管連はNPO法人全国マンション管理組合連合会のメンバーです。